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電流と電磁石 HD(ハイパーダッシュ)を組み立てよう
モーターの組み立て
1.エナメル線をほどき、コイルのあなに通し、6cmに切る
学校の授業の進行によって、ほどき方が変わります。
この形になるようにします。
こっちだとNGです。失敗します。
また、こちらの写真も参考にしてください。
まちがえると動かなくなります。
2.エナメル線をきれいにけずる
けずり残しの無いように、しっかりとてってい的にけずります。
けずり残しがあると、うまくモーターが動かない原因になります。
クルクルと回して見て、よくかくにんしてください。
きれいにけずった写真です。
黒いのが、けずる前のエナメル線です。
3.けずった線をコイルにまきつける
まきつけ方が意外と重要で、まちがえるとうまくモーターが動かない原因になります。
説明書の通りに正しくまきつけてください。
<かくにん>
けずり残しがあると、やっぱりうまくモーターが動かない原因になってしまいます。
黒いところは電気を通しません。ピカピカにけずってください。
4.モーターの組み立て
各パーツがしっかり組み合っているか、かくにんしましょう。
5.磁石(じしゃく)、ブラシの取りつけ
磁石は向きに注意して、おくまでしっかり差しこんでください。
ブラシは元の形からゆがむと、モーターが動かなくなる原因になります。
そっとやさしくあつかいましょう。
向きに注意して入れます。
6.グリスをつける、モーターの取りつけ
グリス無しでも動かなくはないのですが、まさつでブラシにあなが開くなどして、動かなくなる原因になります。
ただ、グリスはクラス用なので、生徒のみなさん一人一人には配られていないはずです。
代用品として、「ワセリン」が使用できます。けしょう品やいりょう品などによく使われているものです。
薬局やホームセンターなどで、400円くらいで買うことができます。少ししか使わないし、安い物でOKです。
お家に使いかけのものがあれば、それを使用してください。
7.実験台の取りつけ
実験台を車体に取りつけます。
モーターをしっかり固定する役わりがあります。
おくまでしっかり差しこんでください。
おくまで差しこまなくても取りつけられるのですが、モーターカーを作ったときにうまく動かない原因になります。
■実験台を浅く差しこんだ例
実験台を浅く差しこんでも、取りつけることができる場合があります。
固定する位置が、本来の位置よりも上にうき上がります。
モーターを回す基本実験だけであればそれほど問題はないのですが、モーターカーを作るときに、モーターのじくとタイヤ(プーリー)とを輪ゴムでつなぎます。
輪ゴムをかけたじくは下がり、モーターがななめになってブラシからはなれ、電流が流れなくなります。
タイヤ(プーリー)に輪ゴムをかける前
輪ゴムをかけた
8.配線と動作チェック
ここでモーターが正しい方向に、いきおいよく回っているかたしかめましょう。
かん電池はマンガンかん電池を使用してください。アルカリですと、まちがった配線になっていたら数十秒でヤケドするほど熱くなり、きけんです。
また、たしかめた後はマンガンかん電池を電池ボックスからぬいておいてください。電池が入ったまま、うっかりスイッチが入りっぱなしになると、電池が液もれします。
9.配線と動作チェック
ここでモーターが正しい方向に、いきおいよく回っているかたしかめましょう。
かん電池はマンガンかん電池を使用してください。アルカリですと、まちがった配線になっていたら数十秒でヤケドするほど熱くなり、きけんです。
また、たしかめた後はマンガンかん電池を電池ボックスからぬいておいてください。電池が入ったまま、うっかりスイッチが入りっぱなしになると、電池が液もれします。